Conductor

藤田 淳平

獨協大学管弦楽部の学生指揮者として近衛秀健氏、西脇秀治氏に指導を受ける。その後、ウィーン国立音楽大学指揮科のシメオン・ピロンコフ氏、元ドホナーニ交響楽団およびモラヴィア・フィルハーモニー客演指揮者の杉山直樹氏に学ぶ。
大手レコード会社での勤務を経て、日独楽友協会指揮者コンクールで入賞。その後、ウィーンで開催された国際指揮マスタークラスに参加し、優秀な成績を修め、カールス教会での修了演奏会にてモーツァルト《レクイエム》を指揮した。以降、多くの指揮活動と演奏会プロデュースを手がけ、豊かな構想力と現代的な感性を生かした緻密な音楽づくりで注目を集めている。
尚美ミュージックカレッジ専門学校での講師経験を持ち、音楽ビジネスや教育分野でも実績を重ねる。近年は作曲家・新垣隆氏による新作オペラ《フィガロの再婚》(出演:ザ・レジェンド、イーストフィルハーモニック管弦楽団)を指揮。寄付型オーケストラのプロデュースやメディア出演などを通じて、オーケストラ文化の発展と裾野の拡大に尽力している。
自家用操縦士免許と小型船舶一級免許を持ち、多様な経験を音楽づくりに重ねながら、管弦楽を中心に指揮活動を続けている。


Violin

伊藤 眞美

島根県出雲市に生まれ、4歳よりヴァイオリンをはじめる。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。卒業と同時に東京都交響楽団に入団。同団を退団後、フリーの演奏家としてオーケストラで演奏。


Viola

安藤 史子

札幌市出身。5歳よりヴァイオリンを始める。12歳から日本弦楽指導者協会の全国大会に参加。12歳でヴィオラも始め、室内楽等でヴィオラを担当。16歳の時、日本弦楽指導者協会全国大会においてクリスチャン・バッハのヴィオラ協奏曲を演奏する。1974年、東京藝術大学に入学。在学中にフルートカルテットでオーレル・ニコレのレッスンを受ける。1979年新星日本交響楽団に入団。1982年東京交響楽団に入団し、フォアシュピーラーを務める。オーケストラの活動と同時に室内楽の演奏会を多数行う。これまでにヴァイオリンを宮崎親史、福本裕の両氏に師事。ヴィオラを井上武雄、中塚良昭、朝妻文樹、ウィリアム・プリムローズの各氏に師事。室内楽を海野義雄、吉田雅夫の両氏に師事。2017年まで東京交響楽団クラシック★スペースに勤務。現在は東京交響楽団団友。またフリーの演奏家として後進の指導及びオーケストラで演奏。


Violoncello

夏秋 裕一

兵庫県出身。東京藝術大学附属音楽高校、同大学を経て、同大学院を修了。現在、藝大フィルハーモニア管弦楽団チェロ奏者。チェロアンサンブルXTCメンバー。越谷市民交響楽団チェロトレーナー。室内楽(ピアノ三重奏)にて第35回霧島国際音楽祭賞。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」出演。これまでにチェロを河野文昭、上森祥平、宮城健、山崎伸子の各氏に師事。


Contrabass

駒井 朗

国立音楽大学卒業。卒業後ゲイリーカー・サマーキャンプ(カナダ)、ティボールヴァルガフェスティバル(スイス)、蘭陽国際低音提琴夏令営(台湾)等に参加。コントラバスを村松裕子、池松宏、溝入敬三、樋口誠、ゲイリー・カー、ダンカン・マクティアの各氏に師事。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団を経て現在、東京室内管弦楽団団員。国立音楽大学嘱託演奏員。相模原ジュニアオーケストラ講師。相模原音楽家連盟理事。


Flute

相澤 政宏

宮城県出身。9歳よりフルートを始める。1989年東京音楽大学3年在学中に、東京交響楽団のオーディションに合格、入団する。1991年第5回日本フルートコンベンションコンクール第3位入賞。1995年同楽団首席奏者に就任し、J.S.バッハ「管弦楽組曲第2番」(G.ボッセ指揮)、モーツァルト「協奏交響曲K297b」(H.スーダン指揮)、モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲K299」(大友直人指揮)、モーツァルト「フルート協奏曲K314」(V.レニッケ指揮)など、同団とはソリストとしても共演を重ね、好評を博している。2004年1月、待望のリサイタルを開催し絶賛を浴びる。これまでに、フルートを山元康生、小泉剛、齊藤賀雄、パウル・マイゼンの各氏に師事。現在、東京交響楽団首席フルート奏者、紀尾井ホール室内管弦楽団フルート奏者、「ザ・フルート・カルテット」メンバー、東京音楽大学講師、日本フルート協会理事。アジアフルート連盟理事。


Oboe

三輪 あかね

神戸市出身。兵庫県立神戸高等学校卒業。玉川大学文学部芸術学科音楽専攻を経て、国立音楽大学器楽科オ一ボエ専攻卒業。オーボエを、デボラ・ブッシュ、似鳥健彦、丸山盛三、ミヒャエル・ヘルムラート、平木啓一の各氏に師事。室内楽を、中川良平、千葉馨、霧生吉秀の各氏に師事。桐朋学園音楽科託演奏員を経て、日本の主要オーケストラを中心にオーボエ奏者、イングリッシュホルン奏者として数々のコンサートやオペラに出演。国際芸術連盟室内楽オーディションに於いて最優秀賞を受賞。ミュージカルや、ソロ、室内楽にも出演するほか、東海大学付属高輪台高等学校、東京立正高等学校、豊南高等学校、東京都立国立高等学校等のオーボ工講師として、後進の指導にも力を注いでいる。


Clarinet

米倉 森

北秋田市出身。能代高校、武蔵野音楽大学卒業、ドイツ・ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程を首席で修了。これまでにクラリネットを安藤満里、山本正治、Prof. Martin Spangenberg、Prof. Ralf Forsterの各氏に師事。2017年3月までブランデンブルグ州立管弦楽団エバーズヴァルデ首席クラリネット奏者を勤める。ドイツにてベルリン交響楽団をはじめ様々なオーケストラで活躍。これまでにベルギー、スイス、ポーランド、チェコ、オーストリア、ドバイにてオーケストラ活動をする。ドバイにて、ドバイINNCLASSICA国際音楽音楽祭にオーケストラメンバーとして参加。ギル・シャハム氏、ファジル・サイ氏らと共演する。2022年9月末に10年間のドイツ生活を終え日本に帰国。


Horn

木村 隆

ホルン元読売日本交響楽団首席ソロ奏者、山岸博氏をはじめ、故黒澤勝義、澤敦、J・チェルミナーロ、G・ザイフェルトの各氏に師事。室内楽、オーケストラスタディを稲川栄一、中川良平の各氏に師事。現在フリーランスのホルン奏者として、オーケストラ、ウインドオーケストラ、オペラ、バレエ、ミュージカル、スタジオレコーディング、TV等の分野で活動している。管楽器専門店『DAC』運営のミュージックスクール「Da・Capo」専属ホルン講師


Trumpet

依田 泰幸

長野県出身。長野県立松本深志高等学校を経て1998年武蔵野音楽大学卒業。 第13回大曲新人音楽祭コンクール優秀賞受賞。2001年東京文化会館新進音楽家デビューコンサート出演。2003年練馬文化センター主催新人演奏会オー ディション金管部門優秀賞受賞。 2007年より元東京ニューシティ管弦楽団団員。Ensemble VITA、VITA Brass Ensemble、Vivid Brass Tokyo、ECOPETS等、多岐にわたる演奏活動 を行っている。 埼玉県立大宮光陵高等学校、桐朋学園芸術短期大学の非常勤講師として、ま た各地の吹奏楽部、オーケストラのトレーナーとして指導活動も行ってい る。 これまでにトランペットを戸部豊、佛坂咲千生、西村明浩、松本浩太郎の各氏に、室内楽を戸部豊氏に師事。


Trombone

辻田 雅史

熊本県天草市出身。国立音楽大学卒業。 桐朋学園大学音楽学部研究科修了。 2008年より二年間、国立音楽大学非常勤講師も務めた。トロンボーンを故辻田清次、箱山芳樹、桒田晃の各氏に師事。マスタークラスを神田めぐみ氏に師事。現在はオーケストラ客演、レコーディング、ソロ活動など演奏活動を行う傍ら、吹奏楽の全体指導にも力を注いでいる。オーケストラプレゼンターアーティスト在籍、東京音楽大学指揮研修講座に在籍。